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精油のプロフィール ユーカリ (New)

ユーカリ・グロブルス Eucalyptus (植物学名 Eucalyptus globulus)

ユーカリユーカリには約500もの種がありますが、エッセンシャルオイルとして使われているのは数種。もっとも一般的なユーカリ・グロブルスのほかに、レモンユーカリとも呼ばれるユーカリ・シトリオドラ(植物学名Eucalyptus citriodora)、マイルドで刺激の数ないユーカリ・ラディアータ(植物学名Eucalyptus radiata)などがあります。

ユーカリ・グロブルスはオーストラリアで『青いゴムの木』としても知られ、植物学者や化学者からもっとも注目されてきました。多くの治癒的作用があり、エッセンシャルオイルは現在でも咳止めシロップ、のどや鼻づまりの薬に使われています。

近年は、ティートリーと並び、花粉症の症状の緩和にもよく用いられます。

分布

ユーカリ・グロブルスは長い間オーストラリアだけで作られてきましたが、1940年ごろからは採取率や利益率の高いユラディアータ種やスミシー種の人気が高まったため、今ではオーストラリアでは大量につくられていません。科学技術の進歩によりユーカリ産業の近代化も進み、新しい蒸留器材や収穫の機械化で生産コストは下がりましたが、それでもオーストラリアで生産されるグロブルス種のエッセンシャルオイルの量は限られています。

ユーカリ・グルブルスは成長が早く、環境への適応力も高いため、地中海地域をはじめとする世界各地で栽培されるようになりました。現在エッセンシャルオイルの主要産地は、中国、ポルトガル、スペインとなっています。他にアフリカ(スワジランド)、ブラジル、インド、イタリア、パラグアイ、ロシア、米国でも生産されています。

植物の特性

ユーカリ・グロブルスは、樹高が高く、成長の早い常緑樹で、原生地はオーストラリア東南部とタスマニア。もっとも高い木は90メートル以上に達したものがありますが、通常は20~40メートルの高さです。生育条件がよければ、5、6年で15メートルほどに成長します。樹齢は長く、ロイヤル・タスマニア植物園には200年を超えるものがあります。

成熟した木の葉は三日月形に垂れ下り、長いものは30センチほどになります。かたい葉はエッセンシャルオイルを分泌し強い香りを放ちます。

伝統的な利用法

先住民族アボリジーニはユーカリを様々な方法で自然民間療法に用いてきました。防腐作用のある葉は、燃やして病気の燻蒸消毒に使われ、蒸気を吸入して喘息や風邪、発熱の緩和に用いられました。浸出液は胃の不調に内服され、新鮮な葉は、関節痛や傷や感染に塗布されました。初期のオーストラリア植民者は、ユーカリ・グロブルスを、「熱の木」と呼びましたが、これは敗血性や腸チフスの熱の治癒に効果的だったためです。

ユーカリ・グロブルスのオイルがヨーロッパで手に入るようになると、喘息、気管支炎、喉頭炎、発熱、熱性症状、肺結核、しょうこう熱、のどの痛み、せき、さらにはジフテリアや腸チフスにも使われました。ユーカリのオイルは英国政府の薬局方に載り、今も掲載されています。

収穫と抽出

葉と枝先は通常機械で収穫され、少し乾燥させてから水蒸気蒸留法で採取されます。エッセンシャルオイルはハーブ調を帯び、沁みるようなシャープですっきりとした香りがします。単に薬のような香りと表現する人も多いです。

アロマセラピーでの使用

ユーカリ・グロブルスは、非常に用途の広いエッセンシャルオイルです。強力な抗菌性、抗真菌性、抗感染性の特性をもち、かぜ予防などの感染を防ぐのに用いられます。密閉した室内で2%のユーカリ・グロブルスのオイルを蒸気拡散すると、ブドウ球菌が70%減少することが示されています。

蒸気を吸入すると、オイルの収斂性が粘膜の炎症をやわらげ、鼻づまりをすっきりさせます。オイルには炎症を抑え、刺激し温める作用があるので、関節炎やリュウマチの症状、一般的な痛みの緩和にも用いられます。また、虫よけ効果もあります。

ブレンドのヒント: このエッセンシャルオイルはトップノートなので、他のエッセンシャルオイルにブレンドすると、少し軽い上昇感を加えます。ローマン/ジャーマンカモミール、ブラックペッパー、クローブバド、ジンジャー、マジョラムスウィート、ペパーミント、ローズマリーとあわせると、痛みを緩和する相乗効果をもたらします。

使用時の注意: ユーカリ・グロブルスは一般に刺激性はないと考えられていますが、3歳以下の子供には使用しないようにしましょう。

ユーカリ・ラディアータ (植物学名 Eucalyptus radiata)

ユーカリ・ラディアータは、アロマセラピストにはもっとも人気のあるユーカリのオイルで、グロブルスより多用されています。グロブルスとの違いはわずかですが、香りがよりマイルドで、沁みる感じが少ないので、特に子供や高齢者の、鼻や呼吸器系の緩和に好まれます。

樹高はグロブルス種より低く、15メートル程度。原生はオーストラリアで、今も植物の栽培、エッセンシャルオイルの生産とも、多くはオーストラリアで行われています。小規模ではありますが、他に南アフリカとロシアでもつくられています。

レモンユーカリ/ユーカリ・シトリオドーラ (植物学名 Eucalyptus citriodora)

ユーカリの一種ですが、レモンのような香りを帯びているため、レモンユーカリと呼ばれます。殺菌性、殺真菌性にすぐれ、喘息、鼻づまり、風邪、のどの炎症など呼吸器系によく用いられます。また、水虫のケアにも使われます。シトロネラールという成分を多く含むため、精油シトロネラと同様、虫よけアロマにもなります。

1950~60年代にかけてはオーストラリアのクイーンズランドで大量に生産されていましたが、今はブラジル、中国、インドが主産地となっています。


ご注意・ご案内

アロマセラピーは、医療・治療行為ではありません。この記事はクインエッセンス社のニューズレター・サイトを参考にまとめた教育・研究目的のものです。精油などのご使用に際しては、自己責任に基づいて行われるようご注意ください。

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