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アロマ活用法 かぜの季節に
寒い冬は、風邪やせき、インフルエンザの季節です。厄介なのは、これらが人から人へとヴィールスにより感染すること。できるだけ気をつけても、人が集まる場所に行けばせきやくしゃみによるヴィールスの飛散から逃れることはできません。
幸いなことに、一部のエッセンシャルオイルには、抗ヴィールス、抗感染作用があると、臨床研究が示しています。
免疫力を高めるエッセンシャルオイル
免疫システムは、人体をヴィールス感染から防ぐはたらきをしています。多くの場合、せきや風邪、インフルエンザを発症するのは、免疫機能が低下し、体が攻撃に弱くなっているときです。もし感染したなら、それは免疫システムがヴィールスとの戦いに敗れたためであり、もし免疫システムが弱っていれば、せきや風邪が長引くこともあるでしょう。
免疫増強作用のあるエッセンシャルオイルは、免疫システムを強め、それにより感染から体を守る力を強めます。ジャーマンカモミール、ニアウリ、ペパーミント、パチュリ、ティートリー、ホワイトタイムは、体の防御システムに欠かせないリンパ球と白血球の生産を促進します。
抗ヴィールス作用のあるエッセンシャルオイル
風邪や発熱に際し、病原菌の繁殖を抑え、せきを和らげる作用のあるオイルはたくさんあります。特に強力な抗ヴィールス作用のある精油は、アニススター、ユーカリ、オリガナム、パルマローザ、ラヴェンサラ、ティートリー、ホワイトタイムです。
もし家族の誰かが風邪をひいたら、家でこれらの精油を焚いたり拡散したりするとよいでしょう。治療より予防のほうがよいに決まっています!
鼻づまりのときのエッセンシャルオイル
鼻づまりやのどのいがらっぽさをすっきりさせるには、バジル、ユーカリ、シルバーファー、フランキンセンス、ペパーミント、パインを3、4滴熱いお湯を入れたボールに垂らし、吸入するとよいでしょう。お奨めのブレンドは、バジル、ペパーミント、シルバーファー1滴ずつのブレンドです。
ボールの上でゆっくりと深い呼吸を2、3分します。それでもすっきりしなければ、お湯とオイルを足して繰り返します。このお湯でタオルをしぼって額にあてる温湿布でも吸入できます。
しつこい咳き込みや胸づまり(特に夜寝るとき)には、サンダルウッドとフランキンセンスのブレンドが役立ちます。上記の方法で吸入したり、室内に拡散したり、ティッシュに垂らして枕元に置けば、気管の通りをスムースにして深い眠りを助けてくれるでしょう。
のどの痛みに
風邪の最初の兆候は、のどの痛みに現れることがあります。温かいお湯に塩を入れてうがいをするのが昔ながらの応急措置でした。この塩水(温水)に、ティートリーとラヴェンサラを1滴ずつ加えて30秒ほどうがいして吐き出せば、さらに強力です。ラヴェンサラのかわりにホワイトタイムのオイルでもよいですが、1滴に留めること、うがいの前に十分に混ぜることが必要です。
お風呂にオイル
ティートリー6滴に、ラヴェンサラかホワイトタイムを1滴加えて湯船に入れると、抗ヴィールスとの相乗効果が得られます。タイムはせきと風邪に強い効果があるオイルですが、きちんとかきまぜないと肌刺激になることがあるので、多くても2滴に留めます。
抗ヴィルス作用のあるエッセンシャルオイル リスト
バジル、カユプテ、シダーバージニア、シナモンリーフ、クドーブバド、ユーカリラディアータ、ローレルリーフ、ラベンダー、レモン、マヌカ、メリッサ、ニアウリ、パルマローザ、ペパーミント、ラヴェンサラ、ローズマリー、ティートリー、タイムホワイト
*クインエッセンスには抗ヴィールスのブレンドオイルがあります。
抗ヴィールス・シナジー(ラヴェンサラ、ティートリー、バジル、シダーバージニアのブレンド)
ご注意・ご案内
アロマセラピーは、医療・治療行為ではありません。この記事はクインエッセンス社のニューズレター・サイトを参考にまとめた教育・研究目的の資料です。精油などのご使用に際しては、自己責任に基づいて行われるようご注意ください。
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