ブレスイーズ青山 アロマセラピー資料館 * スイートマジョラム *


渋谷・表参道から徒歩7分
tel 03-5485-1870


 

アロマセラピー資料館
   サロンのご案内    
トップページ
メニュー
   ロルフィング
   アロマセラピー
   フェイシャル
   ブライダル
キャンペーンお奨め情報
予約方法
アクセス地図
サービス/ギフト
セラピストの紹介
取扱い商品
Online ショッピング

     実技講習      
フェイシャル講習

   関連情報・Blogなど  
アロマセラピー資料館
Blog セラピスト日記
Blog ショップ情報
リンク集

    問い合せ先      
 メール

サイトマップ
 

クインエッセンス アロマ便り


オイルのプロフィール「スイートマジョラム」  〜2007年11月号より〜

   == Marjoram Sweet (Origanum majorana) ==

スイートマジョラムは多年性の植物で、60センチほどの高さまで育ち、卵型の葉と薄紫か濃い紫色の花をつけます。6月から9月にかけて咲く花は、小さな花がたくさん集まって房をつくります。暖かい気候と日照、水はけのよい土壌を好む植物。(写真)

植物全体が暖かくフレッシュな芳香を放ち、その香りは、有名なハーバリスト、カルペッパーいわく、「呼吸を妨げるすべての胸の病を緩和する。」 葉はスパイシーな香りを放ち、料理の香辛料として、そのままで、あるいは乾燥させて、世界中で何世紀にもわたり使われています。

<原生地と伝承>

マジョラムの原生地は地中海地方と北アフリカといわれ、そこから広がり、古い記録によれば紀元前2000年ごろエジプトに伝わりました。エジプト人はマジョラムを死者の国の神オシリスにささげ、葬儀のハーブとして、また軟膏や医薬、さらに媚薬としても使われました。

ギリシャ人とローマ人はマジョラムを幸せのハーブと考え、愛と美と肥沃の女神アフロディーテにささげました。マジョラムの花輪は愛と名誉のシンボルとして新郎新婦の頭に載せられました。またギリシャでは死者の安らかな眠りを祈る葬儀のハーブとしても用いられたのです。
 スイートマジョラム

Copyright: c 1997-2006 Quinessence Aromatherapy Ltd

 スイートマジョラム



<マジョラムの名前>

スウィートマジョラム(学名:Origanum majorana)はシソ科の植物で、Origanum(ハナハッカ)属の中に30種以上の「マジョラム」があります。種類が多いことと、Origanum(ハナハッカ属)の植物が広く医薬や調味料に使われてきたため、正しい種の分類についてはある程度混乱が生じています。たとえば、Origanum vulgareはよく「ワイルド・マジョラム」といわれますが、ポットマジョラム(Origanum onites)も「ワイルド・マジョラム」と呼ばれています。

また知っている人も多いでしょうが、Thymus mastichinakaraから抽出された精油は、ワイルドまたはスパニッシュ・マジョラムと呼ばれることがありますが、これはスイートマジョラムとは違う属の植物です。

<原産地と抽出>
エッセンシャルオイルの原材料となる植物は、エジプト、ドイツ、ハンガリー、チュニジア、スペイン、そして最近ではアメリカで栽培されています。フランス南部では通常8月〜9月に収穫されます。

エッセンシャルオイルは水蒸気蒸留法で花のついた先端部から抽出され、採油率は1%〜1.5%。薄黄色のオイルで、温かみのあるスパイシーな香りがします。

<アロマセラピーでの使い方>
アロマセラピーでは、マジョラムは筋肉の痛みや痙攣、関節炎やリウマチのマッサージにすぐれています。マジョラムの暖かめて鎮める作用は、すべての筋肉と関節の状態を緩和するでしょう。

調味料に使われるハーブから抽出されるほとんどのオイルと同様、マジョラムは消化を助け腸の痙攣に効果があるといわれています。消化器にはたらきかけるときは右回りにマッサージするとよいでしょう。生理中の下腹部痛はマジョラムの温湿布で和らぎます。

香りを吸引すると、鼻と頭痛がすっきりし、ぜんそくや気管支炎を緩和するといわれています。また神経系を鎮静し、怒りとストレスをしずめてくれます。

スイートマジョラムはリラックス効果が高いため、睡眠不良にも用いられます。寝る前の入浴に数滴をバスタブにたらしたり、寝室に香らせるとよいでしょう。暖かく静める香りは安らかな眠りに最適です。もう少しリラックス効果を高めたいときは、クラリセージとブレンドすることもあります。

マジョラムは多くの精油とよくあいますが、ブレンドにおすすめなのは、ベルガモット、ブラックペッパー、シダーバージニア、カモミールローマン、クラリセージ、サイプレス、ラベンダー、ミルラ、ローズマリー、かんきつ系。

直感にしたがっていろいろなブレンドを試してみましょう。マジョラムは許容範囲の広いオイルで、ブレンドすることによりハーブ調でスパイシーなニュアンスをくわえてくれます。

Written by Jeoff Lyth
Copyright: c 1997-2009 Quinessence Aromatherapy Ltd
*****************************************************
  

ページTOP 資料館TOP サロンTOP サロン予約 
クインエッセンスの精油を買いたい方は⇒ クラブ・クイン オンラインショップ

翻訳文 リスト

☆エッセンシャルオイルのプロフィール
・ネロリ new  ・エレミ  ・シナモンリーフ  ・ヴェチバー  ・プチグレイン 
・ローズマリー  ・フランキンセンス  ・スイートマジョラム  ・ペパーミント  ・モミ
・メイチャン(リツェアクベバ)

☆キャリアオイル&ハイドロソル、他
・ハイドロソル  ・ベースオイルPart2  ・ベースオイルPart1
・海藻〜深海の宝 new 

☆アロマセラピーの活用法
・アロマセラピー・ボディガード
  ・愛の香り・・・バレンタインデーに ・ナチュラルスキンケア 
・アロマでデトックス

☆関連(翻訳ではありません)
・クインエッセンスとは? 
  <ご注意>
アロマセラピーは、医療・治療行為ではありません。
クインエッセンス・ニューズレターに記載される記事は教育・研究目的のものです。精油などのご使用については、自己管理に基づいて行われるようご注意ください。

Copyright© 2005-2009 ブレスイーズ青山. All rights reserved.