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クインエッセンス アロマ便り
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母なる自然はあなたの肌を保護しケアする多くの天然スキンケア成分を授け、アロマセラピーはそれらをうまく組み合わせています。さらに、キャリアオイルとエッセンシャルオイルは肌のバランスをとって元気にするだけでなく、同時に低下したエネルギーと感情のレベルを高めてくれます。
ですから、有名ブランドの高価なスキンケア製品にお金を費やす代わりに、家にあるオイルを使ってみるのはいかがでしょう?スイートアーモンドのような安価なオイルも、手や足、身体、顔に使うと、肌を保湿し柔らかくします。そして、特にローズヒップ、マカダミア、ホホバは後述するような多くの恩恵をもたらします。
<フェイスケアに>
キャリアオイルを顔に使うと、べたつき、オイリーな肌がさらに悪化すると心配する人がいます。しかしこれは事実ではありません。肌の表面は「皮脂膜」と呼ばれる弱酸性の層があり、皮膚の最も外側で外部からの細菌の侵入を防いでいます。
皮脂膜では、皮脂と肌に必要な細菌がともに働き、肌を守り水分を保っています。適切なキャリアオイルによるやさしいマッサージは、この層の自然のpHを維持するのを助けます。皮脂の過剰生産は外部からの刺激に対する反応であることがありますが、この刺激はアルカリ性の石けんや栄養不足などによるものです。
<天然のオイル>
いくつかのキャリアオイルは肌に備わっているものと似た力強い天然保湿成分を含んでおり、日々のスキンケアに欠かせない価値があります。たとえば、低温圧搾のマカダミアオイルは18%のパルミトレイン酸を含んでいます。パルミトレイン酸は皮脂にある必須脂肪酸で、このような高い比率で含まれている植物はほかにほとんどありません。
イブニングプリムローズオイル(月見草油)、未精製アボカドオイル、ホホバオイルは、すべてパルミトレイン酸と他の必須脂肪酸を含み、肌に保湿成分と栄養を与えるものです。ホホバオイルはベタツキを残さず皮膚を柔軟にするすぐれたオイルで、毛穴につまった皮脂を取り除くことさえあります。
イブニングプリムローズとカレンデュラオイルは、敏感で赤味のある肌、炎症を起こした肌を鎮静するのにすぐれています。どちらも、そのままか、他の軽いオイルに混ぜて使われます。ローズヒップオイルは皮膚を柔軟にするとともに天然の抗酸化成分を含み、さらに皮膚細胞の再生を促してリンクルケアにもよいため、夜のお手入れに適しています。
<エッセンシャルオイル>
ラベンダー、サンダルウッド、フランキンセンス、ゼラニウムのエッセンシャルオイルは肌状態を維持し改善するのに全般的に適しています。もう少し高価なオイル、ローズとネロリは間違いなく女性の味方であり、香りもすばらしいです。ホホバオイルに希釈済みのディリューションオイルを利用するのもよいでしょう。
脂性肌の傾向があれば、レモン、ジュニパーベリー、サイプレスをゼラニウムにブレンドすると、過剰な皮脂分泌のバランスをとります。
赤味のある敏感な肌には、カモミールローマンとラベンダーをブレンドしてカレンデュラオイルに希釈すると、鎮静してくれます。
顔に使うときは、10mlのキャリアオイルに1滴のエッセンシャルオイルの比率で希釈します。
<セリュライトに>
セルライトは多くの女性が嫌がるものです。そこで、アロマセラピーを使ってリンパ系に働きかけるマッサージで予防し改善します。スイートアーモンド、ピーチ、アプリコットなど軽い感触のキャリアオイルがスベリをよくしてベタツキを残しません。
セリュライトに用いるエッセンシャルオイルは、血流に吸収されると血行を促進しリンパの流れを刺激します。セリュライトケアには毒素の排泄が欠かせないので、水を多く飲むことをお奨めします。
リンパを刺激
ジュニパーベリー、サイプレス、スイートフェンネル、ゼラニウム、ローズマリー、レモン、グレープフルーツがセルライトケアによく使われます。ジュニパーベリーは利尿作用があり、柑橘系オイルはリンパ系を刺激します。
ゼラニウムはホルモンバランスを整える作用があるため、セルライトケアに取り入れられます。セルライトにはホルモンバランスが影響していると考える専門家が多いためです。他に使われるのは、キャロットシード、ジンジャー、ライム、タイムホワイトなど。これらの精油から3種類選んで、マッサージに使います。
希釈率は、10mlのキャリアオイルに精油は5滴まで。
最初は1日1回のマッサージをします。上記のエッセンシャルオイルを加えたアロマバスも効果を高めるでしょう。
Written by Sue Charles
Copyright: c 1997-2009 Quinessence Aromatherapy Ltd
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<ご注意>
アロマセラピーは、医療・治療行為ではありません。
クインエッセンス・ニューズレターに記載される記事は教育・研究目的のものです。精油などのご使用については、自己管理に基づいて行われるようご注意ください。 |
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